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『保元物語』ブログ

2011年4月23日(土)に上演予定の楽劇『保元物語―崇徳怨霊譚』について、様々な情報を提供していきます。

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公演内容

日本の12世紀、保元の乱(院政の時代、皇位をめぐる争いに源平の武士が動員されて内乱に発展した事件)で敗れて四国松山の地に流された崇徳上皇が、度重なる帰京の歎願もむなしく却けられる中で、遂に生きながら天狗の姿となり、この世を破滅に導くとする呪いの言葉をはいて彼の地で没した。それから数年後、崇徳の墓を訪ねた西行法師の前に崇徳の怨霊は現れ出で、それより両者の間で壮絶な対決が繰り広げられる。
 これが崇徳怨霊譚として世に知られるものですが、今回の公演では、全体を能の伝統的な様式で構成しながら、音楽面では西洋管弦楽との統合がなされ、表現面では崇徳の出生の秘密から保元の乱の悲劇にいたる展開の部分にオペラ的な表現法を導入します。保元の乱の合戦や御殿炎上のシーンなどに見られる、オペラ特有のスペクタクルな舞台をどうぞお楽しみください。

今回の公演では、これまで新作能の初演に意欲的に取り組んでこられた能楽界の鬼才、梅若六郎玄祥、ドイツ・バイロイト祝祭歌劇場を始めとして欧米劇場におけるオペラ演出に携わってこられたM・フーブリヒトの御両氏による能とオペラを統合した新しい楽劇空間の創出が見所です。音楽の面においても、伝統的な能の音楽と、新進作曲家武内基朗氏による西洋管弦楽との協奏も今回の斬新な試みの一つです。このように魅力と興趣に富んだ作品の世界初演です。
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